震災から8年の3月11日

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未曽有の東日本大震災から8年が経ちました。私も毎年この3月11日を特別な気持ちで向かえます。

『またきたい』に泊まりにいらっしゃる方で2011年3月11日の一関、大船渡、陸前高田の様子をお知りになりたいという方いらっしゃれば、お申し付けください。私ごとにはなりますが当時の事をお話しさせて頂きます。

今日はちょっと8年前の3月11日のお話しをします。

管理人の菊池はその日一関市の現場にてイベントの準備の仕事をしておりました。激しい揺れで周りのガラスは割れ、建物は傾き、電気は止まるという状況・・・

そして大津波の一報を耳にします。私は岩手県大船渡市に当時実家があり内陸で仕事をしておりました。気を使っていただいた取引業者の社長が『仕事は良いからすぐに実家の状況を確認してきなさい』と私に車を貸していただきました。

真っ暗な中大船渡の実家に向かました。到着すると、水は完全には引き切ってはおらず、家は1階部分は激しく損傷。屋根まで水が上がった様子です。停電の中、家族両親を自宅の周辺や避難所など夜通し探しましたが、姿を見つける事は出来ませんでした。長い長い夜でした。

幸い翌日に避難所を探していたところ泥だらけになった両親を発見する事はできました・・・・

 

たくさんの尊い命を失い、たくさんの財産を失いました。

日本中、世界中の方のご支援を頂きいまこうやって生きております。とても感謝しております。と同時に田舎である東北ではまだまだ復興には時間もかかります。その後の問題もあります。

たくさんの若い方が支援に来ていただき、その後も残ってくださり現在盛りあげる活動をしてくれています。ありがとうございます。

もう少し、もう少しだけ可能であれば東日本大震災の被災地に目を向けていただき、ご支援やアドバイスを頂ければと思っております。お願い申し上げます・・・・

 

 

 

 

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